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2016.08.11 DUCATI1299PANIGALEに試乗

ドゥカティー札幌から、1299パニガーレの試乗車が戻ってきたという連絡をもらったので、試乗してきました。
さて、どうしようかなぁ。。


11:50 青ジムニーで実家に向かいます。
こんなに良く晴れているのに得意の亀スタートです(^^;;


昼ごはんを頂きます。私の好きな永谷園のお茶漬け海苔と、シャウエッセンのソーセージです。

12:46 隼で実家を出発します。


13:15 またドゥカティ札幌に来ました。

早速試乗車を用意して頂きます。
1299パニガーレのスタンダード、ODOメーターはまだ700kmちょっと
先日乗せてもらった959パニガーレ程ではありませんが、新車に近い個体です。


13:48 1299パニガーレに試乗中


13:57 これに乗せてもらいました(^^)
後ろに止まっているランクル70のホイールはレイズTE37グラベルです。
この写真には写っていませんが、贅沢にも背面のスペアまでTE37グラベルでした。


後ろから見てもカッコいいです。

1299パニガーレの感想(私の1999年式ハヤブサとの比較)
シート高は830mmと高い(810mmの959パニガーレよりさらに高い)ですが、幅は狭いので、足つきは小柄な私(身長164p、体重56s←結婚後1sくらい増えてしまった^^;;)でもギリギリ許容範囲内です。

走り出してしまえば乗車姿勢は辛くありません。
1日300〜400km程度のツーリングは問題ないと思います。
ちなみにハヤブサは1日1000km走れましたが、パニガーレではさすがに無理かな。

リアのダンパー/スプリングが、排気管に追い出されたことにより変わった位置にマウントされていて、これが左の太腿内側に当たって邪魔と言うレポートをネット上で何度か見かけましたが、私は気になりませんでした。
むしろ、右側に装着されているプラスチックのエンジンカバーが邪魔で、この日履いていったブーツでは、ブレーキペダルを踏めませんでした。
ただ、このカバーは簡単に取り外しできるということなので、あまり気にする必要はなさそうです。

乗り心地は959パニガーレ同様、とても硬質な感じです。私は不快ではありません。
ヘンな例えかも知れません、エリーゼに近いかなぁ。。
乗り心地は、ハヤブサよりパニガーレの方が好きです。

さてエンジンです。
3000rpm以下で、スロットル開度が小さい領域では、ハヤブサの方がトルクがあってスムーズです。
古い表現ですが、粘りがあります。
私はクルマでもバイクでも、普通に走るときは早めにギヤを上げていって、6速に入れっぱなしで走るのが好きですが、パニガーレはこのような走り方は苦手のようです。←当たり前だって^^;;
ハヤブサは6速40km/hからでもゆっくり加速できますが、パニガーレは80km/hくらいは出ていないと、6速で走るのは結構つらそうです。
ちなみにメーター読みで6速3000rpmは、ハヤブサは90km/h強、パニガーレは85km/h位)

それでは、ある程度の回転数から、少し大きめにスロットルを開けてみると、ダダダダダダーッと言いながら、もう怒涛の勢いで突進します。
よく「ゴリゴリとしたトルク感」などと例えられる初期モデルのハヤブサよりも、はるかに荒々しいフィーリングです。
どちらが速いかは私には分かりません。(1000t以上のバイクは、大体どの車種も常人には扱い切れない加速性能です。)

排気音は日本仕様の2本出しマフラーでも、かなり大き目です。
ドゥカティーにありがちなシャラシャラという耳障りな金属音(乾式クラッチの音?)はしませんが、排気音自体が大き過ぎ!
もし買ったら、マフラーはどうしようか。
見た目はアクラポビッチの腹下マフラーが断然カッコいいけど、音がさらにウルサくなるのはイヤだなぁ・・・
車検の問題もあるし、悩ましいところです。

959パニガーレ同様に股の下は非常に熱いです。
熱い熱いと言われるハヤブサは私はあまり感じない)、パニガーレは比較にならない熱さです。
ただ、この日の気温が札幌としては暑かったこと(28℃くらい)、試乗コースが渋滞気味の市街地で、信号待ちも多かったことも影響していると思います。
もう少し涼しい日で、郊外の道を適度に風がスピードで走れば、ここまで熱くないかもしれません。

オートシフターは楽チンだし、気持ち良いです。
959はアップのみですが、1299はアップ、ダウン(回転合わせも)両方クラッチを切らずにシフトできます。
私はクルマなら3ペダルMTが好きですが、バイクの場合はクラッチを握ることで手が結構疲れるし(握力不足?)、クルマで言うところのヒール&トゥがバイクでは上手くできないので、この機能はありがたいです。

フロントブレーキは、959パニガーレはカッチリとして素晴らしい感触でしたが、1299はちょっとカックン気味かなぁ。個体差でしょうか。
リアブレーキは、上に書いたようにエンジンカバーが邪魔で全く踏めませんでした。

フルカラーTFT液晶のデジタルメーターはとてもカッコいいけど、やはりエンジン回転計だけは大径アナログの方が好みです。(私は少し前までのリッターSSのような、大径アナログ回転計+デジタルスピードメーターが最も好きです。)
右端に大きく表示されるシフトインジケーターは見やすいです。
私のハヤブサにはシフトインジケーターがありませんが(現行ハヤブサにはある)、バイクの場合シーケンシャルシフトなので、あったほうが良いと思います。

959パニガーレも良いけど、1299パニガーレはさらにカッコいいです。
(外観上の主な違いは、テールカウルとリアのスイングアーム)
日本仕様の2本出しマフラーが玉にキズですが、1199パニガーレの煙突のようなサードマフラーよりはだいぶマシになったと思います。
でも、店内にあった「本来の姿」であるアクラポビッチの腹下マフラーのパニガーレは、見とれてしまうような美しさでした。



14:18 「見積もり出してみますか?」と言われたので、お願いしました。


14:52 支笏湖に寄って帰ります。


15:19 出光セルフ大曲で給油しました。
124.0円/L × 14.23L = 1765円
247.8km / 14.23L = 17.4km/L(ハヤブサ君の燃費計は22.6km/L)

国道36号を恵庭まで南下します。


15:41 セブンイレブン恵庭インター店でトイレ&コーヒー休憩します。


15:53 アイスコーヒーR(税込100円)を飲んで、恵庭湖に向かいます。


16:10 恵庭湖に架かる木精橋


16:38 支笏湖

道道16号支笏湖公園線で千歳に下ります。
クルマなら、カーブとアップダウンが多い国道453号(旧札幌支笏湖線)が楽しいけど、バイクの場合はほとんど直線の道道16号の方が気持ちが良いです・・・と思うようなライダーはパニガーレの購入を検討しているのはどうなんでしょうか^^;;


17:15 ひとり作戦会議中です。
千歳インターチェンジから道央道で帰るつもりでしたが、空がキレイなのでもったいないので、少し遠回りして、国道337号と国道274号で札幌南インターチェンジまで走る案を検討します。


札幌南インターチェンジ以降は同じ(道央道・札樽道の均一区間を利用)なので、ここから札幌南インターチェンジまでの比較をします。

案1:千歳インターチェンジから道央道を利用
走行距離:27.4km(プラスここから千歳インターチェンジまでの街中3kmくらい)
高速料金:ETC休日割引で520円(千歳〜札幌南)

案2:国道337号、国道274号で札幌南インターチェンジへ
走行距離:42km
高速料金:なし

案2はかなり遠回りなイメージだけど、計測してみると12km位しか違わないんですね。
ガソリン代に換算すると12km / 20km/L * 125円/L = 75円
高速道路に520円払うより、ガソリン代を75円多く使ったほうが、安いし楽しいですね。
と言うことで、案2に決定しました。

・・・というか、冷静に考えると、こんなセコイ比較している時間の方がもったいないという気もします^^;;


17:43 国道337号

少し手前(この辺だったかな?)でレーダーパトカーによる取り締まりで捕まっている人をみました。


17:46 もう1枚


18:23 札幌南インターチェンジから高速に入ります。


19:11 実家に着きました。
今日の走行距離は182.9km、燃費はハヤブサ君の自己申告値で23.3km/Lでした。


18:29 青ジムニーで帰ります。


19:34 マシンに乗り換えて帰ります。

さてさて、1299パニガーレを買うか買わないか、どうしようかなぁ。。

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